腐れレビゥ

先月、がんばって今年のよかったCDとか挙げてってたけど、実は本当に
1番盛り上がったのはlongpigsというバンドの「the sun is often out」と
いうアルバムでした。このアルバム、1曲目から3曲目までがすげーよくって
4曲目以降はあんまり聴いたことないです。3曲入りのシングルだと思って
聴いてたりしてます。ごめんよ、longpigsの人たち。でも、たまーに4曲目
まで聴いてたりもするよ。意外とよいよね、4曲目も。



2曲目の「SHE SAID」という曲の中の、ちょっとブレイクして間をあけて
沈黙を破る第一音でボーカルの「ヴァオォーッ!!」というキチガイじみた
叫び声が聴けるとこが面白くって、お友達の車ん中で何度も一緒に真似して
叫んでました。“何度も”とかいったけど実際に数えたならきっと20回くらい
です。まだ今年も10回くらいは真似すると思うんです。別にそのキチガイじみ
たとこだけが好きなんじゃなくて、このアルバムはそんなに思い入れがなく
って、ずっとサラッと聴いてきてた感じがしてていい意味で軽いんですよ。
サウンドが軽いとかイージーリスニングだとかそーいうんじゃなくね。
90年代半ばにイギリスから出てきたクセにブリットポップ臭があまりしない
のがよかった。ちゃんと聴きなおせば他にもいいのってあるのかもなー。
あの頃は偏見まみれでイギリスのバンドを斜めからみていた気がする。