日常に生きている

往復4時間、ライブ2時間。あーしんどい。
隣の県までライブ見に行ってきたよ。
座禅ボーイズね、座禅ボーイズ。
なんかもー片道2時間っつーだけでやる気なくしますよね。
昨日の疲れが抜けないですもの。後ろのほうで二本足で
しっかり棒立ちして虚ろフェイス決め込んで見てました。
嫌な客なのかなぁーやっぱこーいうのって。
たぶん、僕はきっとベースの人の汗の20分の1も発汗して
いなかったと思うよ。一番あたらしいアルバムの中の
「黒い下着」っていう曲がナンバーガールっぽい、ナンバガだろ
あれは、ってインターネットの人たちが言ってたりしてて
そうかなー?まぁ、そういえばそうかもなー。確かにそういわれれば
そう聞こえるかもー!てくらいの感想だったんですけれども
ライブで黒い下着を絶叫する向井氏の形相を見て2000年のSAPPUKEIツアーを
思い出しました。あんときゃジャケもチラシもポスターもそーいや黒かったよね。
とか、思い出したりしてみた。SAPPUKEIからSASU-YOUやったりも
してましたけど、あんときのあの形相の方が僕にとってはSAPPUKEIなのでした。
いちばん新しいアルバムの中で僕が生で聞いてみたかった
11曲目と14曲目をやってくれたので、金沢まで遠出してよかったです。


いちばん後ろの壁によっかかって静かーにしてた
小学校低学年くらいの女の子がアンコールんときに
ステージ上に引っ張り出されて半べそかいてた。
かわいそうだし、かわいいし。なんだろなあれ。
あの子、今日は算数とか体育とか道徳だとかの授業を受けてたり
したんすよね。たぶん。
昨日のあれは一体なんだったんだろう?と、狭い教室の中で
フト考えたりしたんじゃあないのでしょーか。
大人が日常の中ですくう非日常と子供が日常の中で得る
非日常って意味合いがぜんぜん違うと思うんで、あの年で
あーいう経験を得ているってのはうらやましかった。


あと、その子を連れ出してくときに向井氏が目の前を
通ったのに、僕のミーハー魂に全く火が点かない
のがちと寂しかった。今日、筋肉痛がやってきていない
というのもそれなりにさみしい。